農機具小屋の焼杉と麦味噌づくり

今日は畑が雨で濡れてるので、畑作業は諦めて、農機具小屋の外壁作りに着手しました。

春頃からトラクターなどを保管するための農機具小屋を自作で作っています。農家って何かと物入りです。

骨組みはビニールハウスのパイプを使い、屋根張りまで終わったところで農繁期のため作業停止してました。が、ここでついに外壁作りへと着手!

外壁は杉板で作るんですが、無塗装のままだと劣化しやすいので焼杉にすることにしました。

焼杉は日本の伝統技術です。杉の表面を焼いて炭化させることで、木の劣化を防ぎ、何十年という保存性を発揮することができるそうです。

これは実体験でも知っていて、畑の一部で木を焼いたことがあるんですが、その焼いた木の炭が何年も経つのに未だに土の中に残ってます。

ただ焼くだけやのに、分解されにくくなり、風雨にも強くなる!!

しかも費用がかからないし、塗料などの化学製品も使わないし、塗り直しの手間も必要ないしで、なんて素晴らしい技術なんやろとほれぼれします。

(ただし出来上がりの色は黒しか選べません笑。)

ということでドンドン焼いていきました。煙突効果のおかげで、下から軽く火を付けるだけで内側全体がしっかりと焼けます。

後は張るだけです。こんな一手間で木材の耐久性が上がるなんて、日本晴としてはどんどん身につけて、採用していきたい技術です。

感想としては、三角に縛って着火までは簡単。でも、焼いてると木に反りや捻れが出てくるから、ムラなく端から端まで焼くのは難しい。プロならではのやり方は色々とあるみたいです。

実はこの焼杉と並行して、自家用の麦味噌づくりも始めてました。

麦味噌は僕が大好きなんですが、関東にはなかなか売っていないし、あっても味がイマイチ。

なので、長崎のおばあちゃんから直伝してもらって自作することにしました。ちなみに九州が麦味噌の本場であり、僕の親は九州出身なので僕もその味覚を引き継いだんかも。

一日目は水に2時間漬けておいた麦を蒸して、麹をつけるという工程。庭の羽釜で薪と湧き水を使って蒸します。

一応できたはできたけど、うまくいってるのか??明日は大豆を煮ます。

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