自然栽培の葉物の間引きと麦味噌づくり二日目

葉物が少しずつ大きくなってきました。小松菜、チンゲン菜などの葉物が育ってきて、あぁ秋が間近にやってきたなあと感じます。

混み具合を見ながら葉物の間引きをしました。間引きは野菜の適正間隔に合わせて、混み合った箇所の苗を抜いていく作業です。例えばチンゲン菜は8cm間隔といった感じです。

根の周りに白く広がるのは糸状菌。

無肥料の自然栽培で野菜が育つのは、こういった糸状菌や菌根菌などの微生物の活躍が必要不可欠です。根と菌がネットワークを組むことでお互いに必要な養分の交換を行い、相互に活性化していきます。

慣行農法では農薬を使います。すると雑草や害虫は死滅するんですが、同じく土中の微生物数も激減してしまうことが知られてます。

農薬のせいでどんどん土が痩せるから、栄養ドリンク的な肥料が必要になり、そのせいでまた害虫がやってきたり土が弱ったりするサイクルになってしまうと、僕は考えています。

自然栽培を続けて土が健全な状態に戻っていけば、土自体は生き物なので自ずと自浄作用が働いてどんどん活発になっていきます。うちの畑はまだ全部とは言えないですが、立派に野菜が育つ環境が増えてる手応えを感じるので、微生物たちが活躍してくれてるんだと思います。

見えない世界ってなかなか信じれなかったり、考えれなかったりしますが、普段の暮らし含めて見えない世界ってめちゃくちゃ大事やなぁと思ってます。

それと自家用の麦味噌づくり二日目は、大豆を延々と煮る作業。

小雨の中でしたが、薪と湧き水でグツグツと何時間も煮ました。

夜には、昨日作っておいた麦麹の天地返し。蒸した麦に麹を混ぜておいただけやのに一日でホッカホッカに!!

麦の周りには白い菌が広がっていて、小晴もびっくりしてました。これもまた菌の作用です。うちは畑でも食卓でも菌が大活躍ですね。

余談ですが、晩飯は頂いたアワビを食べました。初めてアワビを捌いたのですが、こんなにデカいんやぁって改めて驚きました。だって手のひらよりもデカイ貝ですからね。

最高に美味かったです!柔らかくて、コリコリしてて、味も濃厚で、甘みもかなりあって。

今まで何回か食べたことはあったけど、こんなに美味しいと思ったことはなかったんはなんでやろかなぁ?? 

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