自然栽培農家がトマトから考えてみる

トマトは3種類育てています。

毎年恒例のミニトマト。

先輩から種を頂いた中玉トマト。

それから調理向きのイタリアントマト。

一番調子がいいのはやはりミニトマト。同じ自然栽培でも品種の違いって大きく影響してきます。

それにしても、トマトは雨に弱くて栽培が難しい。特に南伊豆は湿気が強いし、借りてる圃場はもともも田んぼやったとこばかりってのもあるけど。

毎年育ててるけどいまだにコツとかよく分からず。でもトマトは好きやし、お客さんもトマト好きは多いやろうし、なんとか自然栽培でもキチッと安定してトマトが育てられるようになりたい。

ふと隣の畑を見ると、適当に植えてたはぶのトマト苗の方が勢いがあって調子が良さそう。

そっちは茎も太いし、葉の色もいい。

同じ自然栽培やのに、何で違いが出るんやろう?

ここが一つの貴重な観察のポイントになってくる。

温度、水、空気。

土の状態はどうやったか。気温や降水量は。雑草の違いは。前作や管理の違いは。

いろんな視点で考えてみる。そしていくつか仮説を立ててみる。

その仮説を来年に試してみる。

の繰り返しです。

一年に一回しかチャレンジできないことが多いので、それが辛いところ。一回一回が本当に貴重な経験です。

イタリアントマトが赤くなってきた!

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