木を伐採して畑に光を、後半

畑の近くに伸びすぎた木々を伐採して、畑に光を、更には景観をよくしようプロジェクト後半。

前半では丸3日かけて15本ぐらいの木を伐採しました。そして後半となった先週は丸二日、伐採作業にとりかかりました。

相変わらず切っては燃やして運んでの連続。

今回で一番の山場は、途中で枝分かれして巨木になった桧でした。

巨木が無事に倒れてホッと安心。周囲に川や小屋があるので倒れる方向にかなり気を使いました。たった1本で通常の3本分ぐらいの物量!

かなり疲れるけど、一本切るごとに景観が見違えるように変わっていくので元気が出ます。

結局、後半は細かいのを入れて10本ぐらい。川の斜面に生えてる木もあって、一本にかなり時間がかかることもありました。

before
after
after 川の日当たりも抜群に良くなり、近所からも好評です

写真では分かりにくいけど、全長20m以上に渡って伐採したので、辺り一帯の雰囲気がものすごくスッキリしました。

そして大量の薪。薪ストーブで仕えるから無駄にはなれへんけど、こんなに使いきれるかな。。。巨木の幹は椅子にしよっかなと企んでます。

いやー、めちゃくちゃ疲れました。通常の出荷作業とかやりながら、伐採の日程を詰め詰めに入れてしまったので、ほんとに休む暇もないような一週間でした。

でも、畑に光は悲願だったんです。冬場に日が当たらない畑は本当に寒くて野菜も育たないし、農園主もやる気がなくなります。

今回で100%改善したわけじゃないけど、60%ぐらいは良くなったかな。またいつかタイミングがあればもう少し伐採したいなぁと思います。

農家って、日々畑にいるからやっぱりその場の環境や日当たりのことが自然と頭をよぎります。少しでも野菜や自分が心地よくありたいと思うと、今回の伐採のこともそうやけど、ゴミ拾いだったり、ちょっとした草刈りだったり、手が動くもんなんですね。

この前長崎に行ったときにめちゃくちゃ気持ちよかったんです。南伊豆に帰ってきて、なぜそう思ったのか改めて考えてみたら、田畑を含めた環境がきちんと手入れされてたからかなぁと思いました。木だって、巨木になるまで放置せずに低めに剪定してました。蔦が伸びまくって絡みついてボサボサになってることもなかったです。

古民家で農家民宿をしたい、そして来てもらった人に気持ちよさ感じてもらいたい、そのためには畑を含めて環境を手入れしたい、大きい範囲はムリでも自分のフィールドだけでもできたらいいな、そんな風に思ってます。

人生ってある程度は自分のイメージしたとおりに進むもんだと思います。なぜなら、日々の取捨選択がそうさせるからなんです。自分のイメージをどこまで広げられるのか、深められるのか、自分を磨いてもっともっと明確にしていきたいです。

コメント

  1. タカヤマヨシコ より:

     お疲れ様でした。
    父母は炭焼きもしてたので多少木材も見慣れてはいましたが
    伐採作業はしたことがないです。
    まあ、女の子にそんなことはさせないですよね。

    お米は八十八の手間が掛かっていると言われますが農業全体が
    八十八の手間が必要なのかも知れません。
    長崎の方が伊豆より手が掛けられているのでしょうね。
    う~ん、負けてるのかなぁ。
    まあ、勝負をしてるわけじゃあないですけどね。(笑)

    田舎でももう薪で湧かすお風呂の家は少ないんじゃあないでしょうか?
    実家も太陽光温水器が入ってましたしガスもプロパンながら完備でしょうし。
    薪かぁ……キャンプのお客さんなんか無理ですかね?
    南伊豆にも何カ所かキャンプ場ってあった気がしますが……

    スッキリさっぱりしましたね。
    明るくなったと皆が言うのも納得です。
    お疲れ様でした。

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