焼き杉にした!

近所の木工職人さんのところにお邪魔して、木工小屋を見学させてもらいました。

この小屋は木工職人さんの自作で、外壁は焼き杉です。凄いなぁ。

小屋を自作ってよく聞く話やけど、いざ自分で作ろうと思うと、建物全体の設計や施工もちろん、材料の選択や仕入れ、基礎はどうするか、それこそ釘一本の素材はどうするかなど数々のハードルがあります。

使い勝手や予算を考慮しながら設計し、自分の技術を鑑みながら作り方を考え、一つ一つ検討し、作っては考えを繰り返していく必要があります。

僕自身は小屋を作った経験はないけど、これまでの家のリフォームなどを通して、小屋作りの大変さ、そして楽しさはなんとなく感じることはできます。

このサイズをほとんど一人で作るなんてすごいなぁ。

話は戻り、今回何で見学させてもらったかというと、うちも畑に農機具小屋を作ってて、屋根はできたので雨よけは大丈夫やけど、さぁ壁はどうしようかなぁと検討中で。

材料の杉板はすでに仕入れ済み、悩んでたのは、壁に杉板を張ったままにするか、張ったあとに何か塗装をするかってとこで。

よくある外壁塗料を使えば割と簡単に材料の保護はできるけど、そもそもケミカル製品以外の選択肢を取り入れたかったし、塗装といっても何年か毎に塗り替えが必要だったりで更にケミカル製品を使わないといけないし、でも何も保護しなかったら紫外線や風雨で外壁が劣化しやすいし、ということで、外壁をどう保護するかしないかで悩んでました。

それで、焼き杉を外壁に用いてる小屋を見学させてもらって、やり方も伺ったので、うちの小屋も焼き杉でやってみることにしました!

焼き杉は、杉板の表面を炭化させることで何十年という長期に渡って木材の劣化を防げる技術で、昔から日本家屋に沢山使われてます。

木材を焼くという単純なことやけど、丁度いい焼き加減にするのが難しいそうです。でも、南伊豆には手作りを大事にする移住者が多くて、参考になる方が沢山います。

ありがたい。

さぁやり方を決めてしまったらあとはやるのみ。楽しみ。

空き時間に杉を焼くぞー!

コメント

タイトルとURLをコピーしました