ここ連日暑いですけど、庭に設置した沢水の水風呂のおかげで快調の日本晴メンバーです。
今朝畑に収穫に行ったら、あれ、なんか誰かが歩いたような跡あるなぁ、
ま、気のせいかなぁ。
と思ってサツマイモを見に行ったら、
あぁ、やっぱり食われてました。
めちゃくちゃ切ない。3月に苗から育てて植えて除草して、調子いいなぁって喜んでたのに。。。
同じようにかぼちゃも食われてました。
被害はまだ一部、気持ちを切り替えて最小限に抑えないとと持ち直す。
なんの獣かなって足跡とか食べた野菜とか考えてると、たぶん猪の子供、うり坊ちゃうかなと思う。
就農して間もない頃、サツマイモ畑に猪に入られて、たった数日の間に、ほぼ全全滅師でしまった苦い過去を思い出す。
侵入が一回きりってことはまずないから。
一度入られて、そこに食べ物があるのがわかると、必ず何日もやってきて食い尽くす。
早く確実に対策しないとと焦るけど、畑の周りには電柵をグルっとしてるし、きちんと電気も通っている。
だから、電気柵の高さの問題やと推測するけど(うり坊はちいさくて警戒心も少ないので下をくぐってくる?)、すべての高さを変えるには労力がかかるし、低くすると下草の処理(草刈り)も頻繁に必要で、それができなかったときのリスクも懸念するし。
と、対策方法を悩むけど、夜にはまたやってくるから待ったなしの勝負。
なんとかここで止めたい。
急いで既存の電柵のチェックとともに、新たにサツマイモとかぼちゃの箇所に電柵を張る。
毎年なにかしら獣害みたいなのがあって、その度にやっつけたいという気持ちも湧いてくるけど、彼らも生きるための行動であり、うまく共存できたらいいなぁとも思う。
野生動物も話ができて、これぐらい食べたい、それ以外は手を出さないって取り決めができたらなぁ、その分ぐらいは頑張って作るのに。それぐらい農家にとっての獣害は精神的な危機感や疲労感が大きい。
どういうのが共存なのかなぁ。お互いがお互いに迷惑をかけない共存ができればいいんやけど。
人間同士でも自分の大切な場所や物を守るための生存競争や縄張り争いみないなのはやっぱりあるから。
だから人間と野生動物の間でも生存競争や縄張り争い的なものが今も行われていて、お互いのテリトリーを守ったり踏み入れない境界みたいなのがきちんとできれば、それが共存の一つのカタチなんかなぁと考えるけど、はたして。。。
森に入った人が熊に殺されても、それは森が熊のテリトリーだからと納得するのは、そういうことかもしらん。
とにかく僕には物理的な柵で大事な場所を守るしかないけど、先行予防的に猟師が野生動物を取るのもアリやと思うし、もっと根本的に、野生動物が里に降りてこない対策を取るのも必要やと思う。
何かいい方法が見つかれば良いやけどね。
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