チップにしたいなぁ

畑の周りにあるボサボサエリア。女竹や木が生えてます。集落全体としても特に竹藪は管理されずにうっそうとしていて、どこか薄暗かったり寂しかったりの雰囲気が漂ってます。

きれいにできたらなぁ、でも切った竹や木をそのままにはできへんから、せっかくならチップにして畑に使えたらいいなぁと妄想してます。

チップにする機械はチッパーと呼ばれてるんですが、とにかく高価すぎて手が出ない。でも一回見てみて、性能や処理速度など確認してみたいなぁと思い、そのチッパーを持ってる友人のところに見学に行ってきました。

友人が管理する竹林
大きめのチッパー。30分で軽トラ一杯分ぐらいの処理速度
めちゃくちゃいい感じのチップに!

いやー、実物が見れて勉強になりました。感謝感謝です。でも価格が高すぎて手がないし、うちの集落や自分の規模で実用的に導入するには色々と課題があることも分かりました。

そのついでに、友人が黄金柑の畑を案内してくれました。道なき道を進んだ山の上の方にあり、まさに天空のようなところでした。

ここは南伊豆の中でも人里離れた場所で、鹿の生息地になっているため、祖父の代に植えられた黄金柑がなかなか育たなくなっていたらしいです。

でも彼の代になって、金網をぐるっと周囲に600枚も張り、かつネットもぐるっと張ったことで、鹿の被害が随分減ったとのことでした。

えっっ、金網を600枚!!

1枚が約2m×1mでそこそこ重さのある金網を、一人で600枚も!!!!

それもこんな断崖絶壁のような場所に。

何度も聞き直したぐらいめちゃくちゃ驚きました。

しかも、他にある竹林も同じように対策を取ってるので、金網の数だけでも1000枚をゆうに超えるという…

めちゃくちゃ超人やんっ!笑

それ以外にも、彼は自分でめちゃ巨大な掘っ立て小屋を建てたり、昔ながらの方法で竹炭を焼いたり、生きてるマムシを捕まえて血を飲んだりと、多彩な技術と知恵を持っている。

田舎暮らしって奥が深いなぁ。長く住めばいつか僕もこんなに逞しくなるんやろうかなぁ。

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