ハーブティーとして人気の高いレモングラス。昨年、試し栽培&販売したところなかなか好評だったので、今年は栽培量を増やしました。
↑レモングラスって見た目は明らかに雑草。知らん人が見たら、なんで草を生やしてるんやろうと思われます(笑)。
見た目は雑草でも、収穫してると優しいレモンの香りが漂ってきて癒やされるんです。
収穫後は陰干ししてから、選別したり小さく裁断したりしてから袋詰めします。
さてさて、レモングラスについて実は発表があります!!
自然農園日本晴は、生産したレモングラスの加工梱包に関して、静岡県立東部特別支援学校 伊豆高原分校と業務締結しましたことを、ここに報告します。
こう書くとめちゃくちゃ大規模みたいですけどね。単にこういう風に言ってみたかっただけです(笑)。
先日、特別支援学校の先生がわざわざ来て下さって、作業の内容など相談させて頂きました。
レモングラスのことは僕もまだあんまり知らんし、学校の先生はもちろん全く知らない。なのでまず実物を見て、実際に飲んで頂くことからスタートしました。
味について好評をいただき、ほっと安心。香りもいいんです。
今回初めての試みやから分からないことだらけ。でも学校は柔軟に受け入れて下さり、丁度よい作業の複雑さや仕事量があって、予想以上にめちゃくちゃ喜んでもらえました。
学校には、レモングラスの選別(仕分け)、裁断、袋詰め、それからシール貼りをしてもらえることになりました。ハンディを持つ生徒が授業の一環として、10月から2週間にわたり、うちのレモングラスの加工梱包に携わってくれることになります。
その時に僕たちも見学させてもらい、畑の魅力についても話させてもらう予定です。
農福連携
一言でいうと味気ないけど、農業にはほんと色んな作業があります。手先を使ったりする単純作業、重たいものを持ったりする重労働もあるし、匂いを嗅いだり、目で観察したりという五感を発揮させるものもあります。
食べるだけじゃなくて、他にもいろんな活用方法がある農業。その魅力を常々思っていたし、それが誰かの何かの役立てられたら良いなぁと思っていました。
願っていた夢が一つ叶うと思うと、とても嬉しいプロジェクトになりそうです。
コメント
こんにちは。
レモングラスって日本でも育つものだったんですね。
南方の国でないと無理なのかと思ってました。
だってトムヤムクンに使ってたりするし。
以前友人に誘われて特別支援学校の学校祭に行ったことがあります。
実習の授業で造った革製品や紙製品、焼き物あるいは学校農園で育てた
野菜なんかを売ってたりしました。
卒業生の就職率が高めなことで知られているという学校でしたが先生方は
色々苦労も多いようです。
就職担当専任の先生もいてどうみても営業職って雰囲気の方でした。
企業で実習させてもらってから就職するということでしたがその実習すら
なかなか引き受けてもらえないんだとか。
作業の手順を守って指示どうりに作業し出来たら報告する。
それができるようにという実習なのだと勝手に理解しましたが障碍のある
子供達にはなかなか難しいことのようでした。
子供達に「丁度よい作業の複雑さや仕事量」があるというのは先生方も
有り難かったことと思います。
農福連携……上手く行きますように!
そういえば下賀茂の下田高校の分校は園芸科で実家では自家用のお茶の
加工を頼んでました。
今でもやってるかどうかは分かりませんが……
台風はどうでした?
伊豆で大きな被害が出たとは聞こえてきませんが気になってます。
こんにちは。レモングラスは耐寒性がないので越冬は難しいんですが、夏場は普通に育つんですよ〜。
特別支援学校に行かれたことあるんですね。時期によって、学生たちが作ったものを販売してるというのを聞いていて、その時にレモングラスも販売したいとおっしゃってくれたんです。今回は時間がないんですが、ラベルもそういうものに変えてもいいかなぁと話もありました。
今回のレモングラスは学校授業の企業実習の中で扱ってくれるそうです。それもなかなか集まらなくて困っているようだったのでお役に立てて良かったです。
南伊豆分校のお茶加工の話は初めて聞きました。今度誰かに聞いてみます。
この前の台風は大丈夫でした!が、次の台風が来そうで、気圧は下がらなさそうなんですが少し心配してます。