超ド田舎で新規就農のすすめ ②田舎のメリット・デメリット編

人口減少・高齢化・耕作放棄地など色んな課題を抱えている超ド田舎で若手農家が増えたらいいなぁ、と思って書き始めた「新規就農のすすめ」。

前回からずいぶん時間が経ってしまっていました。。。

全国のみなさま、お待たせしてごめんなさい!

前回は「超ド田舎で新規就農のすすめ ①心がまえ編」とうことで、農家になるにあたっての心がまえ、特になんで農家になりたいのか、ということを自分自身で突き詰めた方がいいということを書きました。

最終的には無理やり超ド田舎での就農を押したのですが…笑、良く考えると、超ド田舎のメリット・デメリットが分からないとピンとこないと思いました。

僕たちは、大阪や東京で育ち、徳島の超農業地帯で農業研修を受けました。
都会→中都市(超農業地帯)→超ド田舎(就農)といった経験は、比較材料が多くて良い経験になったなぁと思いますので、それらを踏まえてメリット・デメリットを考えてみます。

【超ド田舎のメリット】
・家や田畑や倉庫を安く(または無料で)借りられる
・田畑が空いているので、選択の自由度が高い
・そもそもの空間的な自由度がある
・農業機械も物によっては譲ってもらえる
・自然環境が気持ちいい
・動物を飼いたい放題
・地元に専業農家的なライバルが少ない
・暮らしの面で循環型になりやすい
・必要経費が少なくて済む
・お金を使わずに遊べる

徳島の農業研修時代に比べると、やっぱり家や田畑が安く借りれて、その場所の自由度も高いというのは大きいなぁと思います。
徳島では田畑を有料で借り、しかも車で片道15分ぐらいかかっていましたが、今は無料で借りられ、しかもその全てが徒歩5分以内の距離です。
家の近くに田畑があると、ちょっと野菜の具合を見に行ったり、道具を忘れたから取りに帰る、というのも気軽です。
なにより自然環境が抜群に綺麗なので、農作業が気持ち良いです。
それと、周りは家庭菜園レベルの方ばかりなので、周りがハウスばっかりだとか、農薬を大量にふりまくるとか、そんなことがないのもすごく有難いです。

暮らしでは循環型になりやすいと思います。例えば僕たちの家は、キッチンの排水が直接川に流れ込んでしまうので、排水のことは考えざるを得ないです。排水→川というのが直接見えてしまうというのは何とも言えない感じです。
山には木はたくさんあるので、薪ストーブ用の薪は取り放題ですし、山菜も楽しめる人は選びたい放題です。
この地域は水も豊富できれいなので、農業用水にもことかかない上に、家の飲み水も近所からの湧水を組んできています。いつかは湧水を家に引き込みたいと狙っています。
近所のおじいさん、おばあさんとのお裾分けも楽しいですね。

場所代(家、田畑、倉庫)、農機具代、生活費(食費、エネルギーなど)色んな面で、必要経費を落とすことができるし、果樹だったり養鶏だったり、田畑以外の選択肢との組み合わせも可能です。

【超ド田舎のデメリット】
・田畑の一枚一枚が狭い
・頼れる先輩農家が少ない
・頼れる農機具屋、農業専門店が殆どない
・病院が遠い、スーパーが遠い、学校が遠い

どこも田畑が狭すぎてびっくりです!!徳島研修時代は、一枚あたり1反(10m×100m)、2反はあったのに、今はもう1畝(10m×10m)、2畝のレベルです。そのため、必然的に草刈りの面積は広くなるし、作業効率も悪い。
徳島の師匠が見に来てくれたとき、こんな効率の悪いところで畑は止めとけ、と言われたぐらいです笑。
でも実際に農業をやってみると、面積以外の点で、徳島よりも優れている点もあることが分かり、やりようによってはいける、と思いました。

農機具屋や農業専門店がないのは就農当初は厳しかったです。
農家は色んな農機具が必要で、また貰いものの機械の修理もあったりします。
ただこれも、色んな試行錯誤を繰り返すうちに分かってくることがあるし、機械のメンテナンスを自分で覚えたり、ネットで買い物したりで何とかなるレベルです。
そもそも大型機械はあまり適さない地域なので、農機具屋じゃないと絶対にできない、ということが少ないのもあります。

ただ気をつけないといけないのは、機械に疎い人、パソコンに疎い人。
農機具屋や専門店がないと、何を買っていいのか、どこで買っていいのか皆目見当がつかないこともあると思います。
播種機、管理機、耕運機、除草道具類、支柱類、出荷用品などなど、数えると山ほどの調達が必要です。そして、それぞれがまた種類が大量にあってどれを選べばよいか迷います。
頼れる先輩農家がいればその方に、パソコンが出来る人はネットサーチで、色んな方面で聞きながら、試しながらやっていくしかないです。

でもやればできます!!

多少省略しましたが、ざっとしたメリット・デメリットはこんな感じです。
書き忘れていることもあるし、また地域によっても様々だとは思いますが、何か気になることがあれば聞いて下さいね。

それと、これに関連して移住して1年経って思うことというのもあるので、こちらも見てみてください。

コメント

  1. 梅田一義 より:

    はじめましてメールさせていただきます。現在、45歳。妻とふたり暮らしです。近い将来伊豆で農業をしたいと本気で考えています。そこで質問です。新規就農にかかる資金はどれくらいとかんがえておけば良いでしょうか?

    • 欠掛 隆太 欠掛隆太 より:

      梅田さま
      こんにちは。メッセージありがとうございます。
      新規就農、大変だと思いますが応援しています!!
      新規就農の資金…確かに僕も就農前はどのくらい必要なんだろうと心配でした。
      実際に僕たちが今までにかかったお金は100万ぐらいかなぁと思います。

      どんな面積で、何を作って、どんな販売をするのか、
      機械や道具類は新品なのか中古なのか貰いものなのか、
      倉庫、出荷場、ハウス、電柵(獣避け)の有無、などなど、
      各自で違いがありすぎるので難しいところです。
      特に大型機械のトラクターを新品で買うとなると、いっきに額が変わりますしね。

      僕たちのかかった資金の内訳はまたきちんと計算して、ブログに載せようと思っています。
      少し先になるかもしれませんが、参考にしてみてくださいね!

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