冬の農家の仕事

冬も深くなり、農閑期まっただ中。

こたつに入ってお茶を飲みながらのんびり。

平均睡眠時間は12時間を突破!!

そんなぐうたらな毎日が続いています。

 

なんて笑。

田舎の冬は冬でやることが結構あります(しかも新米農家)。

この厳寒期でも温暖な南伊豆では、もちろん週三回の出荷も継続中で、今は里芋、サツマイモ、ジャガイモ、春菊、菜花、水菜、大和真菜、レタス、大根、生姜などを出荷中です。

野菜は芋類や生姜のストック野菜以外は、露地栽培で爆進中!!

畑作業以外では、ここ最近

冬の作業①

美観維持、夏場の草刈り作業省力化、作業性向上のために、石垣を直してます。

崩れている石垣を、いったん石を片づけてから再度積み直す。

コツコツしていると、動く瞑想みたいで、はまるとほんとに楽しいです。

場所によっては石垣の階段を作って、上の段と下の段を行きやすくしたり、慣れてくると自分好みに設計が出来ちゃいます。

石を積み重ねていく様子はリアルテトリス、唯一つも同じ形のない石が不思議にフィットする気持ちよさ。

芸術性、物理性を考えながら、自らの体を使って、そのフィールドを再生する。

最初に石垣を作った人は、そもそもこの場に石がなかったはずやから、大変やったやろうなぁと思いつつも、こんなに面白いことをやってたんやぁとひそかに共感します。

家でゲームなんかしてる場合ちゃうで!!

冬の作業②

山に木を切りに行って、薪ストーブ用の薪を確保しにいきました。

この山仕事、色んな仕事をやってきた中でもたぶん一番しんどいです。

そして、一番危険性も高いです。

でも大変やからこそ、薪の貴重さ、火で暖を取れる有難さも感じます。

冬の作業③

育苗用ハウスを設置するべく、放置されている古いハウスを解体してします。

このハウスを解体し、自分の畑に設置し直す予定なんですが…

20年放置されただけあって錆がめっちゃすごい!!

錆で接続部が固着してるから作業がなかなか進めへん。。。

断念すべきか、継続すべきか一進一退の戦闘中です。

冬の作業④

夏野菜の種を準備したり、果樹の苗を購入したり、確定申告などの諸々の事務作業をしています。

家での作業系は奈々ががんばってやってくれてます。

昨夏自家採取した種がきちんと発芽するのか実験したり、年間作付スケジュールを立てたりしています。

2月末か3月初旬にはもう夏野菜の種をまき始めるので、その準備もそろそろ始めようと思ってます!!

冬の作業⑤

地域のみなさんと餅つきをしました。(これは作業ちゃうけど笑)

 

 

 

もち米は、同じ研修仲間が独立して始めた「自然農園マユコベ」さんから購入しました。

袋を開けてみると、古代米の赤米と黒米。

そういえば、そう言ってたなぁと思いだしながら、赤米と黒米100%(しかも玄米)という豪華やけど危険な感じがする餅つきに。

結果的に、味はきわめて美味で、みんな喜んでくれて良かったです。

この市之瀬という集落もお陰様で移住者が急増中!!!

やっぱりこの里山があり、川があり、森があり、ちょっといくと海があり、

気候も比較的温暖で、地域の方たちも温暖で、暮らしてて気持ちいいもんな。

こういった地域のコミュニケーションも今後ますます盛大で、楽しくなりそうです。

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