日本晴史上、最大級にへビィやった

今日も雨です。大雨です。

梅雨ってこんなに雨が降ったものかぁと毎年思います。

さて少し前ですが、先一昨日の土曜日にNanZマルシェ14さんに野菜の出荷しました。
めちゃくちゃ嬉しいできごと。

NanZマルシェは下田駅近くにあるNanZ Villageをフィールドに月一度開催されていて、移住者や地元の人を巻き込み、色んなイベントを開催して盛り上がっています。

かなり素敵な場やし、こんなに活気のある団体もこの辺りでは珍しいし、どんどん盛り上がって欲しいな。

その日の午後は「U理論」を勉強されている3人が日本晴の視察に!

U理論は始めて聞いたけど、組織内の軋轢や不満を解消すべく、そのU理論を基礎に考えを展開し、個々それぞれが会社用の仮面を外して本来の素顔を取り戻そうとする活動のように思えた。

3人は組織内の要職の人、独立して組織外から活躍する人とそれぞれやったけど、たぶんどの会社も似たような課題を抱えてるから頑張って欲しい!

僕の会社員時代も、社内に同じような風通しの悪い閉塞感を抱えてたなぁと思い出す。
何とかしたなぁと思って、職場の色んな人と話をしたり、着物(一応正装…笑)を着ていったり、そんな肩肘張らずにやっていきたい、というメッセージみたいなものを発信してたなぁ。

方法論はさておき・・・せっかく一度きりの人生やから、ストレスから開放されて、ほんとにみんな人生を楽しめたらいいなぁと思う。

ちなみに、着物を着ていったときは、社内規則に着物のことが書いておらず上司はかなり困った模様でした笑。
ルールに書いてないけど常識的にだめよ、と怒られた記憶があります。

会社員を経験してる僕らは、今後こういった点でも協力できたら良いなぁと思いを巡らす。

そして昨日の月曜日、天気は快晴。

珍しく昨日から快晴が続く!!
やることが溜まっているので、今日で一気に進めようとやる気満点。

まさかこの日が日本晴史上、最大級にへビィな日になるとはこの時点では思ってなかった。

まず午前中は出荷のための収穫と梱包。
もう慣れてきた作業、奈々と手分けして進める。

次にジャガイモの収穫。

奈々が特に大好きなジャガイモ。多めに作付けしました。

梅雨が本格的になる前に、5畝分ぐらいあるジャガイモを一気に掘る。

掘る。
掘る。

さて掘り進めて気づいたけど、一株に5~10個は芋がついてるはずやのに、なぜか平均3個しかないっ

たまたまかと思うけど、掘っても掘っても3個、または3個未満。

たまに1個。

一個って!!

タワラムサキという品種は、もはや掘っても芋が見つかれへん状態。。。

原因を色々と思考する。
収穫のあまりの少なさにモチベーションがどんどん下がってくる。

それでも、奈々と協働しながら無理にテンションを高め、何とか精神を維持しつつ収穫終わる。

昼休みを挟み、精神回復してからニンジンへ。
春ニンジンは傷みやすいと近所の先輩農家さんから聞いてはいたものの、自分達ならいけると信じてかなり大量に作付けしました。

6月上旬まで順調!!自分達の信じたことは間違いなかったと確信する。

6月中旬。少し怪しい感じがし始める。収穫したニンジンの先が痛み始める物がでて、B品率が上がり始める。
一刻も早く収穫したい気持ちがあるが、全体的にサイズがまだ小さく、雨が降ったりしてなかなかタイミングが見極められない。

そして、昨日。快晴やから一気に収穫してしまおうとニンジンを抜いてみる。

ん??トロトロ??

もはやニンジンジュースになってる。

まさかと思って次を抜いてみても、トロトロ。

たまにしか良いのがない。
いけそうなのは全体の1割もいけへん程度、つまりほとんどが廃棄処分になってしまう。

これには精神的にかなりまいる。

あんなにいっぱいあったニンジンが、収穫できたのはコンテナ1杯ぐらい。

それ以外はその場で抜いて畑のすみに廃棄。

今まで育ててきたもの、これにかかった作業や期待はいったいなんやったのか、と精神的ショックは隠せず。

ごめん、ニンジン。技術力不足のせいやからかなり悔しい。

珍しく奈々もしょんぼり。

でも、こんなにいっぱい作付けをしたからショックも大きく、だから身になる勉強になったと持ち直す。

続いてトマト。

この梅雨の雨で、病気はより一層激しさを増してる模様。

大好きなトマトに期待してただけに、このトマトを見るたびに悲しい。

たぶんまた明日からの雨で病気がますます進行するやろうから、今年のトマトは諦めることにした。

ミニトマトは比較的にまだ実が健康的やから、青い実を全部収穫して追熟に期待する。
大玉トマトは全滅で、実にも病気が広がっている。一つも収穫すらできず。

ちなみに、トマトの病気はこの集落全部同じようにかかっていて、2年ほど前からでるようになったと近所の人が言っていた。
でもだからといって諦めきれず、また来年挑戦したい。

最後にお茶の除草。

カワラケツメイという豆科のお茶を育てて、これまで何度か除草してたものの梅雨の間にまた草がびっしり。

どれを育ててて、どれが草なのかも一見して分からんぐらい。
気分が冴えへんまま奈々と手分けして手で草取り。

草取りは面白い時もあるけど、ここまで草が茂ってくると、前の作業からの精神的ショックもあって、やり切れない思いが沸々と湧き上がってくる。

根が強靭はオヒシバは抜くのに力がいるし、広く繁殖するツユクサは手がかかる。

二人で2時間ぐらいかけて、まだ終わってないけどキリの良いとこまで進んだ。

精神的にも体力的にもかなりキてて、晩御飯のときも珍しく話す元気すら出ない一日でした笑。

でも、今までで一番悔しかったからこそ、最も為になる勉強になった気がします。

コメント

  1. […] ほんとあの日は一番きつかった。。。(→日本晴至上、最大級にへビィやった) […]

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