立場が変わる

研修生のリーダを、先週ぐらいから務めさせてもらってます。

若葉農園では、畑チーム(主に外作業、奈々以外はメンズ)と、出荷チーム(野菜の掃除や梱包、パートのお母さん達)で分業していますが、リーダはその畑チームの調整役みたいなポジションです。

畑チームの早朝ミーティングで、やるべきことがリストアップされます。
リーダは、そのやるべきことを整理し、畑チーム(社員含め7人)をどこでどうするのがいいのか考え、一日の段取りをくみ、社長や副社長(出荷チーム責任者)と連絡を取りながら仕事を進めていきます。

3.5hある圃場は広範囲に転々としているので、畑チームを2チームや3チームに分散して効率化することが常ですが、各作業にかかる時間はまちまちな中で、仕事が無駄なくスムーズに流れるよう段取りを組みます。

 

その段取り、というのがとても重要です。

たとえば、単純にいうと、2チームに分かれてそれぞれの畑で作業していたとして、

一方のチームが先に終わったとすると、そのチームが次に何をするか、ということです。

もう一方のチームに合流するのか、別の作業をするのか、一部だけ合流するのか、といった具合に、他の作業の残り具合、仕事の優先順位、一日の残り時間、メンバーの得意不得意などを踏まえ、時間的にも人数的にもロスが生じないよう次の仕事を考える必要があります。

その際に、必要な道具や機械はあるか、移動するための車はあるか、といったことも同時に考えながらやから、実際のところ頭が追いつかないことも多々やけど…

といっても、僕よりも農業経験豊富なメンバーばっかりなので、みんながそれぞれ臨機応変にうまくやってくれるんですけどね(笑)

だから、僕は、一日を無事に、みんなが楽しく元気に終えることが一番の役目かなぁ、と最近は思っています。
そのために必要なのが、コミュニケーションやったり、個々の変化に気づく洞察力やったりで。

立場が変われば視点も変わるもので、リーダーになるまではあまり考えなかったようなことが頭に浮かんできます。

コメント

  1. […] 皆の会話が少しずつ理解できるようになり、筋力や体力もつき、できることが日々増えていき、いつの間にか畑チームのリーダー(前に書きました)まで任せて頂けるようになりました。 […]

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