研修9ヶ月

今日は成人の日で三連休を満喫していることかと思いますが、農家はもちろん休みではないです。
大根、レタス、カブ、小松菜などなど収穫しまくり、それから除草したり、出荷作業したり、猛烈に忙しい一日でした。
冬は野菜が特に美味しくて、いつも以上に愛情が入りますね。

今日で農業研修を開始して9ヶ月と2日が経過。
一昨日の土曜日がちょうど9ヶ月やったので、奈々と毎月恒例のお祝い(といっても家飲みですが)をしました。

その時にそうやなぁって思ったのが、この9ヶ月、よく自分自身と向き合ったなぁってことでした。

都会では魅惑的な場所や物や人が身近にいっぱいあり過ぎるほどあって、たとえば何か問題があったりムシャクシャしたとしても、それをごまかすことも、他のことで補うことも簡単かもしらん。

でも、田舎はそれとは全くの正反対で、情報はめちゃくちゃ少ないし、魅惑的な場所もバラエティー少ないし(そこに行くお金もないけど…苦笑)、普段は畑と倉庫の往復だけで、そんな中で何かあったら否が応でもそのことと直接向き合って解決するしかないでな。

あるときは自分が驚くほど子供であることに反省したり、またあるときは太陽や野菜とともに過ごす幸せを改めて実感したり、自分の将来のこととか身近な人のこととか考えたりして、この徳島に来て、今大切なことや人だけに目を向け、時間を使えるようになってきてるなぁと思う。

農作業も自分の身体との勝負でもあるから、今日は体調良いなぁとか腰痛いなぁとか、そんな変化を見逃せへんように身体への意識は強くなってて、結局それも自分を見つめるきっかけになってたりして。

そんなことの積み重ねが、自分は今ここを生きてる、っていう実感を高めてくれてて、充実感ある気持ちいい日々を過ごせてます。

毎日がビビるぐらいシンプルな暮らしやから、そもそも生きるという単純なことを単純に実行している、ということなのかもしれませんが、僕にとってずっと深みのある時間を生きれているように思います。

そんなことを話しあった9ヶ月祝いでした!

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