非電化

栃木県にある非電化工房というところに、4泊5日の短期ウーフできてます。
ここは電気は全く使わないという訳ではなく(携帯の充電やPCも全然使える)、電気を否定している訳でももちろんなくて、出来る範囲で電気を減らす方が心地よい暮らしができる、ということを提案しているところです。
便利・快適から一歩離れ、至る過程で手作り・共同・楽しさを味わうことができます。

今宿泊しているのは、籾殻を断熱材につかった籾殻ハウスというところで、何とも言えない暖かさ。
電気はソーラーパネルで発電する小さな電球のみ。壁は漆喰。
天井には、そよ風で回転して室内の空気を野外に排出してくれる換気扇があり、透明色なので、天窓のようで朝の光が差し込んでくる。
かなり快適。

でも、これよりももっと気持ちよかったのは五右衛門風呂でした。
自分で薪から沸かし、ロウソク1本の光の中で入る五右衛門風呂。
最初は真っ暗すぎて入るんが怖かったけど、だんだん暗がりに目が慣れてきて、優しく輪郭が見え始める。
静かな空間の中で、薪の匂いを嗅ぎながら、虫の鳴き声を聞きながら、そっと暖かいお湯につかる。

何も使ってないに等しい原始的な風呂やけど、これほど落ち着いて、気持ち良い風呂は久しぶりやった。

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