道具や機械も少しずつ集まってきて(といっても中古ばっかりやけど)、ようやく畑の動きがでてきた。
白菜など直播して失敗したものは、やっぱり苗を作ってからの方が確実やと分かり、セルトレイと呼ばれてる128個の小さいポットが連結したトレイを買ってきて、白菜をはじめ色んな野菜の種を播いた。
水やりが少し失敗したのか芽の出が少ないものあるけど、おおむね、今のところ芽が出てきてくれてる。
毎日水やりしてたら、子どもの世話をしてるような気持ちになって朝からほっと和んだりして。
播種には時期的制限があるから急いで苗を作り始めたけど、ふと気づくと、この苗を植えるための畑が足らないと気づく…笑。
近所で使われていないだろう畑をいくつか見に行ってメリットデメリットを考え、奈々と相談して今の畑の近くにある耕作放棄地のようなとこがいいということになり、その耕作放棄地を借りれることになりました。
急いで草刈をして、耕すまでもっていきたい。
でも草がかなーり茂ってる耕作放棄地を一から草刈するのは、前回経験してめちゃくちゃ大変やった…..
なんとかいい方法ないかなぁと思ってたら、縁あってハンマーナイフという草刈機の車を借りれることになり、いっきに草刈が終わる!!
大きい草をどかしてからさぁ耕そう、といってもまだ自分の耕耘機は修理中で動けへんから、近所のおじいちゃんに借りたいと相談したら、畑の手伝いとか背中の湿布張りとかを頼まれたりして、まぁ断れるわけなく…笑。
近所のみなさんはほんまに良く面倒を見てくださって嬉しいねんけど、ここで農業は無理とか、無農薬無肥料じゃでけへん、とか親切心からアドバイス!?してくれる。
こんな話があることは研修中に先輩から聞いてたから覚悟してたけど、こうも会うたびに言われるとやっぱり結構きついで。
もう諦めようかなぁ、なんて笑。
東京で有機野菜の販売をしてたとき、あちこちで新規就農した農家さんの見学に行かせてもらったけど、あぁあの先輩たちは何もないとこからこうやってコツコツと軌道に載せていったんやろなぁと、今になってしみじみと想像し、尊敬してくる。
さぁ、まだまだこれからや。
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