猛烈に暑い。
当然ながらクーラーはないから、この暑さをなんとかしのげるために奈々が編み出したスペシャルアイデア!
見た目は超原始的。でも、たしかに悪くない。
めちゃくちゃ冷たくて見た目以上に気持ちいい。
最近は海にちょこっと行ったりしながらやから改修の進捗はちょっとスローリーやけど…
とりあえず母屋の改修は一段落、というとこまで来た!
フローリング張りと畳の入れ替えと網戸の制作が終わったのがデカイ!!
網戸は、納屋に眠ってた古い古い障子を使って作りました。
古すぎていつの時期のものなのか不明な障子、かなり汚れた状態からスタート。
洗って乾燥させて、サイズ調整のため切ったり付け足したりして、サッシが折れた箇所は釘やボンドで止めて、最後に黒い網を張って完成。
網戸は縁側2枚、風呂1枚、キッチン1枚、寝室1枚、トイレ1枚の総勢6枚。
2日丸々かかったけど、出来上がりはかなりいい。
(ちなみにトイレは障子ではなく、庭の切った枝を使ってます。)
もともとの枠は古い障子やったけど、こうして網戸にしたらかなり雰囲気が良くて落ち着く。
使えるものを使ったら不要な消費も減っていくし、昔の人の暮らしを受け継いで自分が今ここにいてるんやなぁって感じがする。
ちなみに、縁側の網戸には実は戸車が入ってます。
雨戸のレールに沿って動くから極めて便利やし、このスーッと戸が動く感覚がたまらなく好きやねんけど、そもそもこの戸車って穴あけたり高さ調整したりで取り付けの難易度がちょっと高めかもしらん。
もともと戸車が付いてあったのを新しいのに交換、じゃなくて、障子に何もない状態から戸車を付けてんけど、これはもしかして欠掛家で初めてちゃうか、欠掛家における歴史的快挙かもしらん、ご先祖さん俺やりましたよっ、と勝手にテンションあげあげ。
網戸が終わり、これまで途中のまま放置していたフローリング張りにも突入!!
エントランスホール②とリビングルーム④のフローリングも張り終え、前回の女中部屋③も含めて全てフローリングにできました!
フローリング張りは、一枚一枚、部屋のサイズに合わせて図り、そのサイズに合わせて鋸で切り、床に留めていく、という作業の繰り返し。
長さを図るのは奈々、そのサイズに合わせて材を切るのは俺、切った材を張るのは奈々、という分担でやってたけど、最終的に床に張ってみたら微妙に隙間ができること多々あって、図るのが悪いのか切るのが悪いのか、お互いがそれぞれ責任転嫁しながらとにかく終える笑。
古い家やから部屋が真っ直ぐじゃなくて微妙に曲がってたりして、部屋の端のサイズ調整にああでもないこうでもないと試行錯誤したけど、女中部屋③のフローリングを張った初日は5枚しか張られへんかったのに、今回は二日で二部屋も張れるぐらいまで成長した。
やるまでは不安やけど、やればできるようになるもんや。
そして、畳!
リビング⑥と床の間部屋⑦は、畳の状態がひどかったからどうしよかなぁと思ってました。
2部屋12畳分(12枚)の畳・・・普通に新しいのを買ったら10万はする・・・ところ、畳の相談をしてた大工さん(この家の大家さんの同級生)が古い家で使ってた畳を持ってきてくれました(しかも状態very good)!
めちゃくちゃありがたい!!
ただーし、畳のサイズは家ごとに微妙に違ったりするらしい、かつ、畳を敷いてたポジションでサイズ調整されてるから、並んでた順番どおりに畳を並べ直さないときちっと入らない、という話を聞いてました。
といっても、まぁそれは一般論で、この家ではいけるでしょと思って並べてみたら、
当たり前のように入れへんやんっ。。。
ってか、こっちは汗だくになってるのに寝てる人いてるで。
何とか精鋭を選んで1部屋分は収まったけど、その部屋のも無理やりやからゴザが浮いてるし、もう1部屋分は全く収まる余地ない。。。
これはもう自分達でできるレベルを超えてるから、地元の畳屋さんにお願いしてサイズ調整してもらい、畳部屋も無事完了!!
これで母屋の床は全部終わりました。
ふぅ、やっとひとだんらく。
こうして床が普通に使えるようになるだけで、なんて気持ちがいいもんなんやろ!
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