石積を初めてきちんと学ぶ

南伊豆の伊浜にあるクリスタリ庵さんで開催された、石積ワークショップに参加してきました。

今まで僕は畑や庭の石垣再生のため、あちこちで石積をしてきました。

積んだ石の数だけは豊富で、その数は数百。

だけどきちん学んだことはないので、やり方はほぼ適当。うまく石積できないこももあり、眠れない夜も、はさすがになかったけど、場所によりきれいに仕上がらずにモヤモヤしたことは確かにありました。

友達からワークショップの話を聞き、きちんと学びたいなぁと思って参加してきました。

“旅する石積み屋” の田代紘士さん。全国各地で石積の仕事を請け負い、またワークショップも開催されています。

棚田の全貌
今回ワークショップで再生する石垣
石積は、裏に置くぐり石がとにかく大事
まず掘って場所をきれいに
たったこれだけの範囲やけど、石積はとにかく時間がかかる
水糸の張り方
水糸を張ると面を合わせやすい
乗せてはやり直しての繰り返し
一日でここまで
このあたりは僕が積んだところ。巨石が難しい。
4つの石に囲まれる4つ巻きはダメ

面白くて夢中で積んでたら、あっという間に一日が終わりました笑。

今までなんとなく見様見真似で積んできたけど、今回きちんと学べたので、自分の技術も一つレベルアップしたし自信にも繋がりました。

よーし、これからもどんどん石積して畑を再生していくでー!そんで、積んだ石には、かんかけによる石積って書いて、未来永劫僕のおかげってことを知らしめようっと笑。

コメント

  1. タカヤマヨシコ より:

     あー、子供の頃は石垣は飛び降りて遊ぶモノでした。
    高さと石垣からの飛んだ距離を競ってました。
    イノシシよりタチが悪いガキどもだったかも(笑)。

    「耕して天に至る」と言いますがそのために延々と石垣を積み上げたんですね。

    アフガニスタンで井戸や水路を造られた中村哲医師の話に現地の人は
    石の扱いに優れていると出てました。
    彼等の技術でメンテナンスが出来る様に石を使った水路にしたのだと。

    積み上げた石垣もメンテナンスがされなければどうなるか。

    観光客としては『棚田ってきれいだねぇ」で済みますが維持管理が
    大変なことなのだということの一端が見えた気がします。

    もう石垣から飛び降りて遊んだりしないと誓いましょう。
    今だと「飛ぶ」と言うより「落ちる」ですけね。(笑)

    • 「耕して天に到る、以って貧なるを知るべし」
      というのが正確な言葉なんですかね。棚田や段々畑のイメージはそうかもしれないですね。きれいな棚田を維持するために、隣の松崎町の岩地も試行錯誤してます。どうぞ石垣は壊さずに大事にしてください笑。

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