この秋冬は人参が良く採れ、よく売れてます。
だって本当に美味しいし、だから嬉しい。
2018年もついに最終日。
今年も無事にこの日を迎えられました。
色々あった、いやー、今年も本当に密度の濃い一年でした。
サラリーマンを辞めて、農家になって、密度の薄い年は一回もなく、
(そういえば、サラリーマンの時は毎年似たような一年やった)
毎年毎年、濃く、深く、滋味な、人生やなぁと思います。
今年は、12畳ある出荷場の大改修から始まりました。
床が土むき出し、土壁もボロボロの出荷場。
寒々しく、気持ちよくもなかった場が、冬場の間にせっせと床を三和土で作り、
土壁は竹小舞からやり直し、一気に使いやすくなりました。
それから放置されていたハウス骨組みの解体、運び出し(この冬に建設予定!)。
冬場は記録的な寒波で、野菜の成長は例年に比べてめちゃくちゃ遅くて困った。
南伊豆はさすがに雪は降らずやったけど、霜はかなり頻繁におりた。
東京では猛烈に雪が積もったそう。
春の農繁期の到来と、念願の田んぼ始動!!
夏野菜はそこそこ順調、
田んぼは初めて、無農薬無肥料の自然栽培、やっぱり大変、やけど水の中はすっごい気持ちよかった。
西日本を中心に猛烈な豪雨が発生し、各地甚大な被害が多数。びっくりするような雨でした。
これまた記録的な猛暑で、気象庁の統計開始以来、7月の平均気温は最高やった。
暑くてめっちゃしんどかった。
猛烈な台風が実家大阪を直撃して、関西に大きな被害が発生。
東から西に進んだ変な台風も発生した。
秋の農繁期到来、農家としてこの秋から4年目に入り、育苗や種まきのタイミングなどだいぶんコツをつかんだ感触。
昨年よりも秋作の面積を増やし、ぐっと農家らしくなった。
と思ったら、台風による塩害で全体的に猛烈なダメージ!!
これはきつかった。
種まきをやり直したり、一部諦めたりと、精神的にも肉体的にもきたけど、夫婦で頑張れた。
9月はほぼ毎日雨か、というほどの雨が降った、けど10月以降はまた異常な暖かさが到来。
真夏日が発生したりして、タイミングをずらして蒔いたのに、成長が追い付いて困った。
(1月に収穫予定だったものが、12月に採れ始めた。。。)
そして、これは農業とは直接関係はないけど、次女猫ポンが4日間行方不明に、
猪の罠にかかっているところを発見したものの、右手は手首からなくなりそう。
生きててよかったぁ、今は元気になった、でも悲しいな。
と、まぁ、総括としては、ほんまに異常な気象に振り回された一年。
自然と暮らす、言うのは簡単、されど。
でも野菜は順調に育ったものも多く、年間を通して出荷を一度も休むことなく継続してこれました。
農作業を助けて頂いたみなさま、ありがとうございました!!
この秋作も、たぶん過去最高に色んな野菜が充実しているし、田んぼも、初年度にしては十二分に収穫できたし、
多品目の自然栽培農家として地に足がついてきたか!??
やった!!!!!!
家族も元気、みんな元気。
元気で健康がやっぱ一番やな。
さぁ、来年もやりますぜー。
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