いやー、もう9月に入りましたね!!
こちらは台風の影響もあって、めちゃくちゃ涼しい日が続いてます。
更に久しぶりにまとまった雨が昨日降りました。
もっとも暑い7月、8月がついに終わったと思うと今年はちょっと嬉しいです。
この夏はなんかバテたぁぁ。
やれどもやれども、なかなか結果が伴わない夏野菜でした。
思えば日本晴はしばらく不調続き。。。
ことの発端は昨年冬から始まりました。
根こぶ病という土中の菌がもたらす病気が大量発生し、ハクサイ、ブロッコリー、キャベツ、コブタカナ、ナバナなど冬の名物ともいえる野菜1.5反ぐらいが壊滅。
まさに壊滅でした。
それでも出荷が途切れることなく昨年冬を乗り越えれたのは奇跡か!!
そう思ったのもつかの間、4月には大雨により小川が氾濫し、畑の一部が水没。
(水没による野菜への影響もさることながら、流木や砂利などの片づけが大変でした。)
その後には野菜の種類が揃いにくい、農家泣かせの端境期(はざかいき)に突入し、
やったぁぁぁぁ、さぁ夏が来た!!
というところで、前回に書いたように超雨不足(7月降水量が平均の1/20、8月も1/2ぐらい)、
更には全ての畑に猪が来襲し、その対応に追われまくって…
慌ただしいばっかりで、結果が全然伴わない夏を送ることになってしまいました。
お客さんには野菜の種類に変化がなかったり、出荷を一部キャンセルさせてもらったりで、
期待を裏切ってしまったんじゃないかと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
受け止めざるを得ない厳しい自然現象。
目の当たりにした自分の知識不足、経験不足、技術不足。
手間ばかりかかってて、結果は全然あかんかった。。。
でも、自然とともに生きるというのは、こういうこと。
だから、ここでガツンと厳しさを味わえたのも、すっごいいい経験やった気もする。
数え切れないほどの勉強ができたし、次に色々と試してみたいこともでてきた。
事前に対策を取れば回避できるようなことも、分かってきた。
昨日は、川が氾濫した畑の石拾いを、一日やってました。
こつこつ、こつこつ、農家って地道やけど、でもその一つ一つが絶対明日に繋がってる。
大根や小松菜たちが芽吹いてきた。
こういう命の芽ぶきをみると、かわいらしくて俄然やる気がでてくる。
そういえば、播種機の使い方にもずいぶん慣れてきたな。
確実に1歩ずつ進んでる。
秋作で挽回するで!
頑張れ日本晴!!!!
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