あけましておめでとうございます!
昨年末は出荷と単発バイトの掛け持ちでかなりハードやったけど、なんとか乗り越えて無事に新年を迎えることができました。
それと12月31日~1月3日まで、大阪の父が手伝いに来てくれてました!
父は車メンテのスーパープロフェッショナルで、シロちゃんトラックとシロちゃん号を見てもらい、更に耕耘機も直してもらいました。
心強いなぁ。やっぱプロフェッショナルの男の背中はかっこいい。
思い返すと、昨年は本当に新しい出会いとチャレンジばかりで、いい日々だったと思います。
とにかく、新しいチャレンジはよくした。
畑だけ見ても、機械や道具や土地の調達から始まり、作付け計画と実行、機械や道具の使い方やメンテナンスの勉強、機械の保管場所や野菜の出荷場所の確保、気候や環境や畑の土壌環境の違いによる野菜の生育チェック、包装や梱包の改善、運送会社との契約などなど、、、
あげてみるといっぱいある。
これに加えて、家や納屋の改修もあったわけやから、色んな方面で勉強したなぁ。
自分の不甲斐なさを感じることもあったし、終わりのないトンネルを進んでいく感もあったし。
正直、延々と続く汚い掃除とか度重なる失敗とか、心身ともに折れそうなことも(笑)いっぱいあったけど、自分達でやるしかないと心に決めてどんな作業もどんどん進めたなぁ。
でもやれてよかった。
失敗してよかった。
出し尽くした。
振り返ってそう思える1年でした。
そして何よりも、地域のみなさんには本当にお世話になりました。
食べ物のおすそ分けがあったり、野菜の栽培の伝授してくれたり、木のきり方を教えてくれたり・・・
みなさん優しく迎え入れてくださり、沢山のご縁にも助けてもらいました。
お世辞じゃなく、ここ市之瀬の方々は本当に優しい方ばかりです。
別の地域では移住者がなかなか地元になじめないという話を良く聞いていたので、移住前は心配もあったのですが、そんな雰囲気はここには微塵もありません。
そして、この市之瀬に住んで半年、色々と出歩いて集落内を調査したけど笑えるほど何もないと判明!
もう少し何かあるかなぁと思ってたけど、ほんまに何もない笑。
まずこの集落には小さな商店すらありません。
集落を出て、町の中心にある最寄のコンビニまでは車で15分。
町全体でスーパー1つ、ホームセンター1つ、飲食店は数えるほど。
ただし、山と川と森はふんだんにあります。
猪や鹿のほうが、人の数より多いとも聞きます笑。
でも、この静かでごまかしのきかない環境が、とてもいいんやと引越してから分かりました。
東京にいたとき、いかに自分の周りの環境にノイズが多かったんやろう。
どこにいても、どこを歩いても、たえず五感を刺激してくる広告や電飾や放送の数々。
知らぬまに何かにごまかされたり、誘導されてたりしてたのかもしらん。
本当は必要ないものやのに求め続け、なぜかいつも足らないと思っていた。
ここでは何もないはずやのに、不思議と十分足りている。
風、光、畑、土、虫。
ただそこに在るものにありがたさが感じるようになれるからかな。
市之瀬は人も環境も最高だと、自ら体験したものとして心からそう思います。
移住におすすめです!
さて、今年もやります!!
地域の豊かな自然環境を受け取り、生命力いっぱいの野菜を作ります。
また、僕たちもそうだったように、都会で元気な食べ物に不足している方や、焦燥感にかられて過ごす方を応援します。
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