昨日は朝畑仕事をしてから、家族で隣町の下田にでかけてきました。
古民家をリフォーム中の友人から不要になった畳があると伺い、そしたらうちの民宿予定の古民家に使わせてもらおうってことで、取りに伺ったのでした。
友人の古民家は立派な作りで、しかも家の前から海が見えるというなんとも贅沢な環境!!!
山の民の我が家としては、めっちゃ気持ちいいやんっと声を出して叫んだのでした。
ありがたき本畳。
本畳は中身全て稲わらで作られてます。米をつくる過程で天日干しされた稲わらを、40cm の厚さまで積み重ね、それを5cmぐらいまで圧縮したもの。
だから中身がめちゃくちゃ濃くて重さも半端ないけど、現在主流のスタイロフォームが入った軽量畳よりも、弾力性や耐久性、吸湿性などに優れているそうです。
自然栽培の農家として、植物が暮らしに息づいているのはなんとも魅力。しかも米を作るときの稲藁やから!
昔の日本人の家は、壁や床、柱、建具や障子に至っても、土と植物により大部分がまわなわれてる。
だからそのまま自然に帰すこともできるし、材料を使いまわしたり手直しもしやすいし、なんと言っても温かみがある、ということを移住してきてから目の当たりにした。
改めて植物と土の力はすごいんやなぁと惚れ惚れするよ。
さぁ、うちの古民家の畳はこれで刷新できるはず。といってもその工程にたどり着くのはまだまだ先になりそうやけど。
小晴と近所の女の子も一緒やったから帰りにちらっと海水浴。
暑かったからめちゃくちゃ気持ちよかった。伊豆は海も山もコンパクトにあって素晴らしいな。
追伸︰Tさん、古民家改装中にお邪魔しました!沢山の畳ありがとうございます。
コメント