日本晴の畑は、きれいな山と川に挟まれた小さな里山の中にあります。
そんな里山に 2015年に就農しました。
以来、全ての野菜を農薬や肥料を一切使用せずに栽培しています。
無農薬・無肥料の自然栽培の野菜作りは
自然を尊重し、その可能性を信じきることから始まります。
野菜の成長が滞ったり、虫が寄ってきたりすることもあります。
その時、肥料や農薬で後から挽回のきく慣行栽培や有機栽培に比べて
自然栽培は挽回する大きな手立てがありません。
ですがそれが自然のそのままの姿。
土が健全で、豊かになると、本来の野菜が育ちます。
いのち輝く野菜が育ってくれるよう
自然の観察からコツコツと学び、季節や天気による変化を敏感に感じ取り、
野菜が健康にいられる環境を常に整えてあげたいです。
肥料が過剰に投入された野菜は、味のエぐみが強く、アレルギーや体質異常・病気の原因とも
いわれる硝酸態窒素が多く含まれています。
ですが、無農薬、無肥料の自然の力だけで育った野菜は、硝酸態窒素が限りなく少なく、
安全で、刺激のない優しい味です。
力強く育った野菜は生命力がとても強く、ミネラル・抗酸化物質・酵素が多く含まれています。
収穫後も腐りにくく、自然の草のように枯れていきます（状態により多少の個体差はあります）。
2019年、株式会社メディカル青果物研究所さんに、ほうれん草の栄養分析をして頂きました。
日本晴のほうれん草は、糖度、抗酸化力、ビタミンCがかなり高く、硝酸イオンは検出限界値以下
という分析結果になりました。
