2月15日~22日まで、English garden designerのDavid Pollard さんが来てくれました。
davidは、植物について熟知していて、その深い知識と洗練された技術で庭を仕上げる職人。
でも、その才能は多岐にわたってて、庭以外の仕事もできたりする(ということが今回分かった)。
ちょうど納屋をゲストルームにしようと進めてるから、davidに床をお願いしました。
シロアリのせいで床下の根太はぼろぼろになってたから、その土台作りからやってもらうことに。
庭師という肩書きやから正直疑ってたところはあるけど、実際作業が始まると、猛烈なスピードで進んでいく。
使える箇所と使われへん箇所を即座に見極め、購入するパーツや材料もぱっと判断する。
もともと納屋の二階にあった形がバラバラの廃材を、フローリングの材として使って欲しい、
2階に上がる階段スペースが必要なため、フローリングは真四角じゃなくて湾曲した形にして欲しい、という無理なお願も快諾してくれた。
僕が大事にしている大工道具は、機能が低くてゴミだと言いつつ笑、でもそんな道具を駆使して切ったり、削ったり、張り付けたりを、いとも無造作にやっていく。
また、単純に作っていくだけじゃなく、隣にあるロケットストーブとの調和を考えて、足元に石を並べて可愛くしたり、機能性を考えて床下からの湿気を抑える工夫も施してある。
おぉぉ、さすが職人!!!
ただぁぁし!
davidは英語のみ。
だからこの1週間、久しぶりに英語を使って会話したから(しかも夫婦間の会話も英語になったりして笑)、かなり燃え尽きた感もあったけど、こういうグローバルな感じも楽しかった。
でも英語を使えるって羨ましいなぁ。
davidが植物の根っこの成長の仕方について、you tubeの海外動画を紹介してくれたけど、その内容がめちゃくちゃ興味深かった。
日本でもそんな情報があるんかなぁってネットで調べたけど、見つからず。。。
まぁ今回のは一例やけど、農業のように世界規模で行われてるものは、例え場所が違えど日本でも共通することがあるし、もっともっと広い情報が収集できたらいいなぁ。
ちなみに、今回の滞在ではフローリングが終われへんかったから、またdavidは来てくれるらしい!
そして、davidと入れ替わるように、24日、25日と金井さんがやってきてくれた。
金井さんは東京日野市で古杜里園という植木屋をやっていて、davidが西代表なら、金井さんはまさに東代表と言えるぐらい頼りになる兄貴です。
ここに遊びに来てくれるのはもう4回目ぐらい。
若い仲間の子も連れてきてくれて、薪割り、石垣積みなどをどんどんやってくれる。
(二人とも薪割りは慣れたもので、猛烈なスピードで終わった笑。)
僕はといえば、初日は野菜の出荷で大忙しやったけど、2日目の午後から二人と一緒に作業に着手。
石垣も納屋のゲストルームも、一つずつ時間はかかるけど、それでも確実にちょっとずつ進んでます!
自分達ではどう考えてもでけへんことを、ふと手伝いに来てくれた方がやってくれたりする。
いつか恩返ししたいな。ほんと感謝です。
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