地元のおばあちゃんからどうしても借りて欲しいとの熱愛相談を受け、新たに畑を借りることになりました。
それまで畑は5反(5000㎡=0.5ha)で、とりあえず今年いっぱいはこの広さで技術や設備を整え、うまく畑をまわせるようにしたいと思っていました。
が、度重なるおばあちゃんの熱意に負け、またその畑が我が家から徒歩30秒という立地の良さもあり、+3反を新たに請け負うことに。
これで日本晴畑は合計8反になりました。
今のところは十分の広さになったから、しばらく(永遠に?笑)この広さで続けていく予定です。
新たに借りたのは1ヶ月ぐらい前で、それから放置してる間に草がボサボサになってしまい…
今日その内の1/3を草刈しました。
草刈ってみんなが想像してる以上に時間がかかるし、たった1反でもなかなかハード。
更にその後は刈った草を畑の外に運んだので、なお更ハードでした。
でも終るとスッキリして気持ちがいい。
(遅くまで手伝ってくれた助っ人の方には感謝感謝です。)
この畑は前任者(かその前の方)が、いたるところにゴミを放置してたから、そのゴミ集めやったり、イノシシが荒らした石垣の石の片付けやったり、新たに畑を借りるとだいたいが結構手間がかかります。
イノシシは仕方ないにしても、ゴミはほんと勘弁!!
たった1反ぐらいでもどんどん出てくるゴミ。
小さく散らばったビニール類。。。泣
なんで野菜が育つ場所にゴミを捨てるん?
そのゴミはいつか未来の人たちが片付けるものやんな?
それを知ってて捨てるんはナシやんな?
とふつふつと怒りが湧き出てくる。
ビニールの肥料袋とかマルチの残骸とか、分解されるはずもないものが散乱してる畑は悲しくなる。
こんな山深い傾斜地を切り開き、綺麗な田んぼや畑を作るのに、どれほどの労力と時間がかかったんやろう。
この前地元の人と話してて、それは室町時代とか平安時代とか、とにかく何百年も前とのことでした。
斜面を平坦にするために、森を切り開いて土を削り、巨大な石を何百、何千も運んで積み上げて石垣を形成し、やっとできた田んぼや畑。
今の形を築くまでに、どれだけの労力と時間がかかったのか想像もつけへん。
でもそのお陰で、今自分達は傾斜地を上がり下りするような苦労もなく、滑り落ちるような危険もなく、野菜が作れる。
そんな歴史がこれからも続くように、未来の人たちも気持ちよく野菜を作って食べれるように、畑や田んぼは丁寧に使って欲しいなぁと切に思う。
石垣も手入れしないとどんどん埋もれていって、こんなんになります。
どこが石垣だったところでしょうか?
人が作ったものは、また人が手入れするから永くもつ。
さぁ畑を綺麗に戻しましょ。
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