古民家を再生して宿にしたい、そんでもって集落に活気が、移住が増えたら。農家は家を離れられへんから、どうせやったらこっちに人がどんどん来てくれたら嬉しいなぁ。
そんなことを本気で考えてる古民家再生プロジェクト、掃除編も3になりました。
今回は前回からの続きで、天井や柱を洗う作業です。
古民家の天井や梁などは、なぜか全体がベージュっぽい粉で汚れてます。
大工さんが来てくれて説明を聞くと、どうやら昔は「との粉」と呼ばれるものを板の表面に塗ったそうで、年月が経つとそれが汚れのように表面に浮き出てくるそうです。
手でなでると手が茶色く汚れるぐらい、しかも同じを箇所を何回触っても汚れが手に付きます。
それに加えて長年堆積した埃や、木の内部からでる灰汁、雨染みなども天井や梁など全体に渡っているので、何度も何度もスポンジで洗っていきました。
小一時間ぐらい皆でスポンジ作業してたんですが、終わりの見えない感が全体を包み始めました。何回スポンジでやっても汚れが残るし、太り梁の上には埃がごっそりやし、隅っこや細かい場所はやりづらいし、天井に向かっての作業は長く続けるのも体力がいる。
高圧洗浄機、持ってます。
有名ブロガーのオカモーさんからの一声は、そんな停滞感のあるときでした。
使ってみたい!
早速オカモーさん夫妻が取ってきてくれて、床にビニールシートをひいて高圧洗浄スタート!
めちゃくちゃ気持ちいいっ!!
積み重なった汚れが水で全て洗い流せてるような感覚!!!
大工さんにはこんな水浸しになるなんて一言も断ってないけど、大丈夫かな。
という心の声はかき消し、とにかく気持ちよくて天井や梁など全体を高圧洗浄しました。
床に敷いたビニールシートには、ものすごい水と汚れが。
すでにスポンジで洗ったところからもこんなに汚れが流れ出てきたので、めちゃくちゃキレイになりました。
そんでもって、調子に乗って屋根裏も高圧洗浄&拭き取り!
せっかく洗った一階に、屋根裏からの汚れが滴り落ちるという悲惨な出来事でしたが、屋根裏のごっそりした埃がキレイになりました。
それから、また一階のやり直し。
洗っては、また洗う。
そんな繰り返しの1日でめちゃくちゃ疲れたけど、キレイになった古民家を見てやってよかったなぁという充実感満載でした。
毎回めちゃくちゃ疲れる古民家の掃除。始めてやることは効率も悪いし、緊張感もある。いつまで体力が続くやろうと心配もあるけど、やってみれば満足感も大きい。人生一回きり、積み木の如く一つ一つを積み重ね、自分なりの人生を歩んでいきたいと思います。
次の土曜日も掃除やります!
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