葉物がもつ色の意味

葉物がめちゃうまい。もっと甘みが乗ってくるのは冬やけど、この時期もこの時期の美味しさがあって好きです。

時期によって味が変わってくるので、定期野菜をご注文のお客さまには、ぜひその季節ならではの風味を感じてもらえたらと思ってます。

葉物の適期は2週間ぐらいしかないので、随時その時に美味しいものを収穫できるようにしています。今は小松菜、赤からし水菜、カブ、それから大根葉です。

小松菜はオールマイティーの葉物、からし水菜はパンチがあるのでサラダに入ってると超美味、カブは根の部分が美味しい上に、葉っぱがまた美味しいんです。一つで2度美味しいなんて最高ですよね。

自然栽培の葉物は緑色が鮮やかです。カブなんかはもはや黄緑色に近いぐらいです。一方、スーパーの小松菜はもっと濃い色で、深緑のような色をしてます。

濃い色になるのは肥料に含まれる窒素分が影響してるので、畑に肥料をたっぷり入れている場合に起こりやすい現象です。その窒素分は硝酸態窒素と呼ばれ、健康に影響があるという理由でEUでは含有量の規制があります。(でも日本にはありません。)

自然栽培の場合は肥料を入れないので、植物本来の色になります。ただ、硝酸態窒素の有無によらず深緑になる野菜(ターサイなど)もあるので、一概にとは言えないですが、多くの葉物で色の違いがあるのでぜひ見てみてください。そして、葉物以外でも、オクラなんかも全然色が違うんですよ〜。

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