耕耘機がなかったり、友達が1週間続けてきてくれたり、雨がふったりして、なかなか進んでなかった畑(今年はほんま台風が多い…)。
ちょっとの合間をみて畑に繰り出し、種をまいてました。
そしたら、まいた種から芽が!!
撒いたのは、大根、小松菜、水菜、春菊、カブ、なばな、白菜、人参、こぶ高菜。
おおむね、みんな芽が出てきてくれた。
嬉しい!!!!!
思えばここまでの道のりも山あり谷ありやったなぁ。
耕耘機がなくて畑が進められずにいたら、近所の農家さんからなんとか借りれることになった。
耕耘機は初運転やったけどサイズがめちゃくちゃ大きくて怖く、しかも倉庫から畑まで長い道のりを自走してきて、やっと到着したぁぁ、と思ったら畦道が細すぎて畑に入れず。。。
アルミブリッジを借りてきて畑に無事ピットインし、四苦八苦しながら耕耘が終わったと思った矢先、耕耘機のパーツがなくなってることに気づく。
信用問題に関わることやから、かなり焦って畑中をパーツ探し。
埋まってしまったんやろなぁ、1時間ぐらい探したけど結局パーツは見つからず。
でもそれがないとエンジンかけられへんから、近所中で同じパーツを持ってる人を探して借りてきて、それと並行して農機具屋でパーツを取り寄せてもらった。(高くついた。。。泣)
種まきも、播種機をまだ整備しきれてないから手播きでやってみたけど、時間かかるかかる。
手播きの経験はほとんどなくて、穴の深さとか播く量とか沈圧加減とかも感覚任せでやらざるをえず、どうやろかなぁと不安が残った。
当たり前に使ってた播種機って何てすばらしいんやろう、と初めて思った。
翌日畑を見に行ってみたら、俺達よりも先客が来てて、猪が歩いた跡があっちにもこっちにも。
電柵をするにも予算的にも時間的にもかかるわけで、すぐには対応できへんから、もうこの時点で、芽がでるかどうか以前に、諦めた気持ちも出てきた。
でも翌日以降は猪が歩いた跡は奇跡的に増えず、その後の何日かを乗り越えて芽がでてきたのでした。
研修中はあんなに簡単に、短時間で耕耘から種まきまでいけてたのに、最初からやってみると思い通りに進めへんことが多くてめちゃくちゃ大変でした笑。
これも経験、いつか生かされてくるやろうと思う。
それにしても、芽がでてくれたことは嬉しいし、安心したぁ。
土に種を播いたら芽がでてきた。
これから、それが育って実となり、ヒトの食べ物となる。
ほんのほんの小さな一粒の種が起点となり、微生物とか虫とか、風とか太陽とか水とか、そんな小さなというか大きな世界に支えられ、ヒト(動物)は生きている。
こんなことを数百年、数千年ずっと繰り返してきたと思うと、めちゃくちゃ感慨深い。
土と種、ヒトの原点、考えれば考えるほど面白い。
コメント