両親の顔合わせ

昨日は親同士の顔合わせがありました。
久しぶりのスーツに身をまとい、コンラッド東京の高層階にあるチャイナブルーという中華料理店で、僕の両親と奈々のご両親の計6名で食事会。
何をすれば良いのかわからず戸惑うことも多々あったけど、同い年!の父親同士の酒が良い感じに進み、話が進んで握手なんかもしちゃって、予想以上に楽しい会でした。

男はやっぱり酒がないとな。
この調子で俺も毎日飲み続けなあかんな…なんて。

裸のままポケットから取り出した婚約指輪を、指にはめようとて机からころげ落としてしまったことが、ほんのちょっとだけ悔やまれる笑。

参加メンバーの意向に合わせた店決めには結構苦労したし、両親が大阪から参加ということもあって開催日や旅程にも気を使ったけど、こうやって親同士が顔を合わせ、二人の関係について公式に認め合えたというのは、思いのほか気持ちがいい。

僕の親はこうした行事にはあまり積極的ではなく、僕もその血を引いてるから(笑)同じような気持ちやって、どちらかというと奈々のご両親の意向を尊重してこの会を開いたという背景があります。
あいにく母親の入院(重病ではないねんけど)も重なってしまい開催に至るまで欠掛家の足取りは重たく、何かあると奈々と険悪な雰囲気になってたし、奈々こそ間に挟まれて辛かったやろうなぁと思う。

ただ、実際に終わってみると開催できて心底よかった。
奈々のご両親も喜んでくれてたし、もちろん僕の両親も喜んでくれてた。
確実に身内としての距離は縮まり、結束も高まったと思う。

よくよく考えてみると、これまで60年以上も別々の環境で全く関係なく生きてきた両親たちが、僕たち二人の勝手な都合で身内へと変化し、今後ずっと身内として協力してやっていこうという決意はなみなみたるもの。

育った環境や経済性も違えば、価値観や習慣も全然違う。
僕の両親は質素に生きてきて、奈々のご両親は最前線で戦ってきてたわけで、それだけ見ても正反対なわけで。

普通に生きてれば会うことすらなかったであろう両親同士、
それがいきなり身内になるっていっても、なかなか単純には受け入れらへんし、そのまま放置してしまえば疎遠になってしまうかもしれへん。
奈々のご両親側からすれば、娘をあげるという心苦しい感情も加わるから、なお一層のことなんやと思う。

だから、言葉だけでなくちゃんとした身内になるためには、やっぱりそれなりの儀式というかケジメは合ったほうがいいんだと今回気づきました。

たぶん、今回の顔合わせで、それぞれの両親は気持ち良くふたりを迎えてくれるんだろうと思います。
そしてそんな両親を見て、僕達もすっきりしてこれからを歩んでいけそうです。

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