天空の町、徳島県三好町

11月15日～17日
小豆島から一路徳島に。
ここで天空の町と呼ぶのに相応しいめちゃめちゃ魅力的な町に出会う。
吉野川の上流側に位置し、吉野川から切り立つ斜面の中腹に町が点在する三好町。
ここは54の小学校のうち28が廃校になっており、この廃校を無料で民間に貸し出して活用してもらおうと行政が懸命に取り組んでいる。
NPO法人てヲとるさんは、この廃校の1つの馬場（うまば）小学校を借りられる予定で進んでおり、その視察＆地元交流会にお邪魔させて頂く機会を得た。

馬場小学校からの景色。
吉野川を見下ろす様はまさしく天空の小学校と言っても過言ではなかった。

地元の方たちとの交流会に向けて、デイビットさんの指導を仰ぎながら家庭科室で調理する。
日本食や日本文化に造詣が深いミスターデイビット。
日本人がたくさんいる中で彼に日本食を作ってもらうちょっとした違和感。
柚子をくりぬいて器にしたり、鹿や猪のジビエ料理を作ったりですごい。

地元の方達との貴重な交流会は無事終了した。

この馬場小学校では、市役所の安藤さんのご活躍により地元の方との協力体制がすでに構築されつつあり、現時点ですでに4単の畑と空家の手配も可能だそう。
場所的に少し高地であるため寒冷が予想されることと、有機農業の研修先をどうやって見つけるかの問題があるけど、抜群のロケーションと都市部へのアクセスもぼちぼち良好で、地元の方たちとのコミュニケーションも取りやすいし、めちゃめちゃ魅力的。

四国中心部には高さ西日本1位、2位の山があるため徳島は水が潤沢。
農業するなら水が綺麗なところがいい。

吉野川は岩が緑がかっている特殊な地質なためか、水も緑がかってみえる。
上流には大歩危小歩危という観光地がある。