大大大先輩からの言葉

和歌山で自然農法を続けられている、大大大先輩の橋本自然農苑さん。先日のFacebookの投稿にあまりにも感動したので、ここで引用させてもらいます。

「土がきれいになれば世界が平和になる」

化学肥料が高騰している
高騰それ自体が問題なのか?

自然農法が行なっているように
肥料を与えなくても
栽培は可能だという現実を知るには
物質的な土をよく理解するとともに
大自然が示す絶対性も
信じなければなりません

岩の塊から始まり
何億年という永い歳月をかけて
土は徐々に形成され
草原のステージを経て
最後には森になります

放っておくだけで
人間は何もしません
耕さないし種も蒔かない
除草もしないし収穫もしない
もちろん肥料も農薬も撒かない

土に何かを加えなくても
最後には森になる
「遷移」と呼ばれるこの現象は
奇跡と言ってもいいほどの驚異で
私たちもその驚異の一部だと認識すれば
農業に対する見方は変わります

土が森にたどり着くまでのその過程で
不足は起こりません
それどころか
地球上で最も豊かな場所に
なっていくのです

自然農法という解決策を
受け取る経験ができないのは
たったいま
目の前に答えがあるかもしれないという
可能性について考えられないからです

窒素、リン酸、カリ
カルシウム、マグネシウム

私たちが大自然を信頼しない時
充分にあったものが
突然不足しているように見えます
実際には不足は
私たちの中で起こっているだけです

科学者が自然農法を証明するまで
待っていることはありません

土は私たちが選んだ通りになります
肥料を与えなかったら養分が不足する
そう考えれば
土はその通りになるでしょう

土には養分を生み出す力があると信じれば
しなければならないことは
何もなくなって
ただただ大自然の恩恵に
感謝することになるでしょう

闘いをやめ
大自然の援助を受け入れましょう

今の未熟な僕にはこんな言葉を語ることはでけへん。

「私たちが大自然を信頼しない時、充分にあったものが突然不足しているように見えます。
実際には不足は私たちの中で起こっているだけです」

こんな言葉ほんまに最高。いつか僕もこんな言葉を自然とみんなに伝えられるようになりたいと思います。

デカくなったきゅうり。種どり用です。

コメント

  1. 中山和俊 より:

    とんでもないことが進行中です。

    元農水省官僚で東京大学農学部教授の鈴木宣弘氏の講演です。

    https://www.youtube.com/watch?v=Ye6Lc094J50

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